のりの人生

大学3年にして、国立大学を中退。いじめや虐待を経験。精神科で診断を受けた経験もある。破天荒の人生の記録。今のところ心理カウンセラーになりたい。このストレス社会をどうにか変えたいともがき中。

なぜCランク国立大学を中退したのか

 こんにちわ、のりです!

 

 このブログを開いてくださり本当にありがとうございます。

 

 今回は第一回目ということで、一番語りたい話である大学中退について話したいと思います。

 

 まず、どんな大学に通っていたかというと、Cランク国立大学です。学力的には、大学の中だと平均位です。でも、周りにこの大学の話をすると、すごいとか良い大学だと言われます。国立大学という時点で魅力的でさらにレベルも中程度となると、羨ましがられるのも無理はないのかもしれませんね。

 

 まあ、そんな大学を辞めたわけなんですけど、なぜ辞めたのか。

 一言でいうなら違和感の爆発ですね。

 そう、違和感が積もり積もって辞めることにしたんです。ではその経緯を話しましょう。

 

 さかのぼること大学入学時、僕は大学での新しい生活にワクワクしていました。

 何にワクワクしていたかというと、一番はサークルです。高校までの部活と違って、自分らでやりたいことができるサークルがとても魅力的でした。活動の頻度も自分で決められるし、好きなサッカーが好きなだけできると楽しみにしていました。

 今考えると、楽しみはこれくらいですね。(案外少ない笑)

 

 まず、当時、大学には教員になりたくて行くと言っていました。今となっては、子供が好きなだけでした。

 

 そして、サークルを楽しみつつ、ちょくちょくとバイトしつつ1年前期が終わりました。

 

 気になる成績は……。

 

 なんと、全単位習得でした。その中でも結構優秀な成績でした。(周りにはこの時点で単位を落としている人もたくさんいましたよ)

 

 そして、大学生特有の長い長い2か月の夏休みが始まりました。

 帰省したり友人と旅行に出かけたり、そこそこ楽しみました。

 

 しかし、1か月が経過したあたりから異変が発生しました。

 

 あれ、バイトもサークルも行きたくない……。

 突然のことでした。すごくバイトに行くのが憂鬱になりました。最近怒られたからかな、と思い、そのバイト先を辞めることにしました。

 

 そして、一度休もうと、バイトは始めずだらだらと残りの夏休みを過ごすことにしました。この時は、予定があると億劫であるくらいめんどくさがりになりました。

 

 そうして、後期が始まりました。その直前には新しいバイト先の面接に行き、合格をもらってました。

 

 しかし、体の異変は変わらずやばい。

 授業行きたくない、バイトも行きたくない……。

 

 このめんどくさい気持ちはなんなんだろうと深く考えました。

 

 そして、多分だらだらしすぎたからだろうなーと結論付け、アクティブな生活を続けてれば戻るだろう!と、授業もバイトもさぼらず続けました。

 

 その生活が1か月位続きました。

 結果は何も変わりませんでした。本当に出かけるのがめんどくさい。

 

 そして、授業をさぼるようになりました。バイトはさすがにさぼりませんでした。

 

 さぼるとはいっても、限度は守っていたので一応テストを受けられました。

 そんな感じで適度にさぼりつつ、憂鬱な日々を続け、1年後期を終えました。

 

 成績は、結構下がりました笑

 でもそれでも単位落としは一つのみ、まだまだ留年の影は見えません。

 

 そして、これまた長い春休み。今回は長めに帰省し、ゆっくり疲れを癒すことにしました。

 

 そして、始まった2年前期。今回はバイトもサークルもほとんど行かないと決めてのスタートでした。かつ、1年時よりも授業は少なかった。つまり勉学の時間は非常に多くなり、成績は伸びるであろうと確信していました。

 

 あれれ…。

 

 はい、またです。また、授業に行くのが本当にめんどくさい。というか辛い。

 しかも、行ったとしても全く集中してない。

 

 気が付けば、課題もやらなくなり友人のを丸写し、極力大学のことは考えず、ゲームしたり動画見たりして生活していました。

 

 そして、迎えたテスト期間。自分の理解の足りなさにイライラがこみ上げ、部屋のあらゆるものを蹴ったり殴ったりしてました。さらに自暴自棄になり、自分には能力が全くない。落ちぶれた。才能がないと自分を責め、死ぬことさえ考えました。

 

 それでもなんとかテストを終えました。徹夜もしましたがほとんどスマホをいじっていました。

 

 成績はさらにダウン。数個の単位を落とし、留年が見えてきました。

 俺はどうしたんだろう。

 

 さらにさらに帰省の期間を延ばし、病院に行こうかと思いましたがきっと気持ちの問題だと思い、ケチっていきませんでした。

 今となっては、ここで行くべきだったと後悔しています。

 

 大学行く代わりに、始めたのは多くの人に相談すること。とにかく、いろんな人に相談しました。

 

 その中で目立ったのは、やり方を変えてみたら?や、もっと気合を入れてみたら?という発言。

 

 それを真に受けた僕は、生活スタイルを改め、根性を入れ直し、後期を迎えました。

 

 そして、結果は最悪の生活でした。

 睡眠は不規則、食事も一日1,2回。授業は、限界まで休む。という生活になりました。

 どうして?気合を入れたのに、と思うかもしれませんが、そうしないと生きていけませんでした。

 膨らむ、生活の違和感、自分への嫌悪感、大学への憎悪。

 そうして、気が付くと食欲もなくなり、夜も眠れなくなりました。

 成人式がありましたが、それはそこそこ元気に参加できました。

 

 しかし、大学の地域に戻ると、止まらないイライラとだるさで溢れました。

 

 そして、屍のようにテスト期間を終えました。

 

 はたまた、冬休み。本当にぼっーとしてました。

 そして、ついに家族に成績の状況を打ち明けました。

 

 サポートが足りなかったと悲しんでくれました。

 

 3年になりました。全く授業にはいきませんでした。

 

 カウンセリングを受け、どうしたいか再確認し、辞めたいという気持ちが明らかになっていきました。

 

 親に話すと反対されました。もったいない、もっとためしてみろと。

 他の様々な人にもあまり良くは思われませんでした。誰も分かってくれないと絶望した時期もありました。

 やっと予約が取れて、精神科に行きました。すごくありがたいお言葉をいただきました。

 

心は体と同じで体力がある。体は寝たら回復するが、心は回復しない。やりたくないことをやっていたりきつい状態にあれば心はどんどん疲れていく。そして、いつか体に異常が出始める。さらにそれが進めば治療に時間のかかる病気になってしまう」と。

 

 「今、病気なのかどうなのかは1回で診断できませんが、やりたいことを考えるのが良いと思います」と言われ、少し考え、大学を辞める決意をいたしました。

 

 今、大学進学率はどんどん増えています。自分もその影響か、小さいころから大学に行くように言われていました。

 確かに大学を卒業すれば、大手の企業に行けたり、給料の高い職業に就けると思います。

 でも、みんながみんなそうしたいとは限りません。自分の子どもをお金に困らない人間にしたいと思う親も多いと思いますが、人にはそれぞれやりたいことがあります。

 

 大学なんて損しないのだから行っとけ、と思う方もいるかもしれませんが、行くことにモチベーションを感じてない人が行き続けるのは本当に苦しいです。

 

 僕のこの記事を見て、自分の本当にやりたいことや、心の体力が今減ってないかを考えてくれたら嬉しいです。

 

 また、これからどうしていくか、過去にはどんな生活だったかなども記事にしていきたいと思いますので良かったら読者登録よろしくお願いします<(_ _)>